家事代行からのセレクト!

ベランダの窓ガラスを拭いてもらったとき、すっきり透明にならず、このくもりは落とせないかと訊ねたところ、取り出したのがこのグッズ。 結局、酸で焼けていては落としようがないのだが、普通の焼けには効果があるものだそうだ。
ダイヤモンドなど研磨力のあるものをコーティングした布をハードなスポンジに張りつけたもの。 能書きを聞いて、そのプロっぽさにほれたと言ってもいい。
ダイヤモンドといったって、指輪のような値段ではない。 四千三百円。
たしかに掃除道具にしては高いが、プロの方たちでも1度買うと何年ももつというのだから、素人レベルでは一生ものの道具と思っていいだろう。 たとえばバスルームの鏡など、水垢が付着して、普通に磨いただけでは取れず、跡になってしまっているような場所に効果がある。
試しにバスルームの鏡を磨いてみることにした。 鏡の汚れには「断然、これ!」という特殊な洗剤「ミラーコート」を塗ってもらったところ、十五年分の水垢や石けんカスが、驚くほどきれいになっていたのだが、一部、頑固者がへばりついている。

ミラーコートを繰り返して塗れば、頑固汚れも退治できるらしいのだが、満足のいく出来映えだったので、それっきりにしておいた。 でも、アルタクラフトを買ってしまったからには試してみなくちゃ。
これってなんだか、道具に振りまわされている?いや、新しいおもちゃを買ってもらった子どもみたいなもの。 すぐに飽きるんだろうなぁと思いつつ、嬉々として鏡に向かう。
日ごろ、そこにあることすら忘れている鏡を、しげしげと眺める。 頑固な水滴跡を一つ1つ取り除こうとすると大変だが、その水滴跡を含む十センチ四方をきれいにするつもりで、気長にまんべんなくなでていたら、いつのまにか水滴跡が消えていた。
高い買い物だったが、充分遊んでもらった。 今や、道具があるだけでひと安心。
鏡よ鏡、汚れたらいつでもお呼び、という心境である。 素人の技術不足をカバーする革命的掃除道具便利な掃除道具というものに目がない。
それさえあれば、ラクしてきれいにできるのではないかと期待するからである。 プロは、どんなに便利でもコストを考えなければならないが、素人は手の届く範囲内であれば、多少の出費はいとわない。
プロは技術力できれいにし、素人は道具に助けられてきれいにできる。 私は、そう思っている。
たとえば、すでに今まで何度も名前を出してきた「あっちこっちふきん」や「トレシー」などという商品名で出ている高機能クロス、「べっぴんさん」「激落ちくん」といった商品名で出ているメラミンフォームのハイテクスポンジ。 これらの商品の登場ほど、私にとって掃除を画期的にラクにしてくれたグッズはない。
ティジンが開発した超極細繊維を使った、「ふきん」というか「雑巾」というか。 商品名通り、あっちこっち、どこでも「拭く」仕事を任せられるスグレモノ。
これにはじめて出合ったのは、フランス料理の教室。 たまたま遅刻して行ったら、玄関の鏡に手の跡がペタべタと付いていた。

料理の蒸気で浮き出てきたらしく、やけに目立つ。 その視線を感じたらしく、先生がアシスタントに拭くように渡したのが、「あっちこっちふきん」の親戚である業務用のクロスである。
水で絞って拭くだけで、驚くほどきれいになると聞いて、思わずやらせてほしいと頼み込んだ。 恐縮するアシスタントから奪い取るようにして、ザッザッザッと拭いていく。
水で濡らして絞っただけなので、普通の雑巾同様、鏡には拭き跡が残る。 ところが先生の言葉通り、しばらくして乾くと拭き跡はどこへやら。
ケバも残らず、感激の美しさ。 その場に居合わせた生徒全員、「欲しい!」の大合唱。
当時は、小売りしてないということだったので、大量にまとめ買いしてみんなで分けることにした。
それからしばらくして、「あっちこっちふきん」という名前で、すでに1般向けに市販されていることを知り、まとめ買いの必要がなくなった。 「洗剤なしで驚くほどきれい!」をキャッチフレーズに、髪の毛の約百分の1という細さのマイクロファイバーが、ミクロン単位の汚れを拭き取る。
ポリエステル素材なのでケバ立ちもなく、超極細繊維特有の毛細管現象によって、吸水性はバッグン。 汚れも油膜も水滴もバッチリ拭き取ってくれるので、鏡はもちろん、建具関係、蛇口、電化製品など幅広く使える。
33×50センチの厚手版で千二百円。 最初は薄手しかなかったのだが、厚手が出たおかげで、わが家では床を拭く雑巾としても活用している。

東レのメガネ拭き「トレシー」がブームになったのは一九八六年。 濡らして使うものではなかったが、今にして思えば、超極細繊維の商品の草分けだったような気がする。
メガネ拭きとしてはノベルティ商品として使われるなど話題になったので、よく覚えている。 画期的なヒット商品として私も愛用していたが、掃除用クロスとしては後れをとったらしい。
巻き返しをはかるように、クリーニングクロスのラインアップも充実。 最近は、メガネ拭きを濡らして顔をこすると毛穴スッキリという美容情報が、若い女性のあいだで口コミで広がったのを受けて、洗顔用クロスまで登場した。
試しに、私も鼻のあたりをちょちょっとこすってみたが、言われればそんな気がしないでもないという程度。 やはり、私にとってトレシーは美容より掃除のための便利グッズ。
ウチではメガネ拭きと「グラスの磨き上げ用」がトレシー。 誰が拭いても一流バーのグラス並みに磨き上げることができる。
32×50センチで九百五十円。 ほかには、ユニチカの「食器洗いフキペット」という食器洗い用のクリーナークロスもあって、これは漆のお椀とお箸を洗うのに重宝している。
手のひらよりl回り大きくて、厚手のベロア調。 洗剤を使わなくても、油分もすっきり落としてくれるので、漆製品にはうってつけなのだ。
もっとも、用途のところには、「陶器、プラスチック、ガラス等の食器」としか書いてなくて、漆は「等」の扱いということか。 漆のようなデリケートなものも、キズつけることなくきれいに洗えることをもっと強調すべきなのでは1020×15センチで四百円。

お皿に残ったソースやら油分を拭き取ってから、これらの高機能クロスで洗うと、ほんとうに洗剤が要らない。 いろんなメーカーから似たような高機能のクロスが出ていて、洗剤要らずで手にやさしく、環境にやさしいと訴えかけている。
東急ハンズやエココーナーに行くと、ミトン型のものやら、サイズ、厚さなど用途によって、より便利なように開発された商品がいろいろある。 先ごろ、東急ハンズのバーゲンセールともいうべきバンズメッセで、「食器洗いフキペット」を買い替えたのをきっかけに、古いほうで食器棚の扉を拭いてみたら、これがまた実に使い勝手がいい。
洗剤なしで汚れを落とし、すすぎも拭き上げも要らない。 こういう商品を使うようになると、やはり掃除もハイテクのおかげで画期的にラクになっていることを痛感する。
洗剤要らずで驚くほど汚れが落ちるという白いハイテクスポンジも、わが家の掃除には欠かせなくなってしまった。 初めて目にしたのは東急ハンズ。
「べっぴんさん」という商品名にはちっとも感心しなかったが、能書きを読んで半信半疑ながら買ってきた。 ものは試しにしては、けっこう高いという印象を持った覚えがある。
9×18×厚さ4センチで九百八十円。 使い捨てるものだけに、迷う値段である。

家事代行に係る調査および研究を行い、家事代行としての政策提言などに結び付けていきます。
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